国道443号線の走行が可能に
国土交通省道路局では、渋滞緩和に関与するお知らせとして、2016年熊本地震による被害を受けていた国道の応急復旧の完了を発表。益城町寺迫地区の国道443号線が走行可能になった。
路面陥没の被害による影響を緩和
今回の熊本地震により、路面陥没の被害を受け、通行止めとなっていた益城町寺迫地区の国道443号線2箇所、寺迫~赤井間を応急復旧、2016年4月20日12時頃を目処に走行が可能となった。
4月19日より九州自動車道の植木IC~益城熊本空港IC間も物資輸送が行えるようになっている。
国道443号は九州自動車道、および国道3号に並行している。今回の復旧により益城熊本空港ICから、益城町中心部、またその周辺への被災地に対し、支援物資の輸送が可能となるとともに、国道3号、および周辺道路での渋滞緩和が期待できる。
今後の進展
今回の被害を受け同省では、全国の地方整備局から派遣され大規模災害に迅速な対応・支援を行うTEC-FORCE隊・国総研・土研よる現地調査、技術指導を進め、復旧作業を行ってきた。
今後も円滑な支援物資輸送を最優先に、周辺道路への復旧活動を行いながら、道路交通渋滞への緩和に取り組んでいくとしている。
(画像はプレスリリースより)

国土交通省のプレスリリース
http://www.mlit.go.jp/common/001128561.pdf