上尾道路(1期)が開通
国土交通省関東地方整備局・大宮国道事務所は、国道17号上尾道路(1期)の江川地区が4月29日16時に開通することを発表した。これにより、宮前インターチェンジと圏央道・桶川北本インターチェンジが、上尾道路を利用してつながることとなる。
開通区域
今回開通するのは、県道上尾環状線(上尾市小敷谷)から県道川越栗橋線(桶川市川田谷)までの4.7キロメートル区間。うち、4車線道路が0.3キロメートル、2車線道路が4.4キロメートルとなっている。
上尾道路(1期)は全長11キロメートル区間となっており、その他の区間に関しては既に開通済み。上尾道路(2期)の9.1キロメートル区間が現在事業中となっている。
期待される効果
同区間の開通は、国道17号の混雑緩和と、これによる沿道環境の改善が目的。上尾道路(1期)の利用により、国道16号に接続する宮前インターチェンジと圏央道・桶川北本インターチェンジ間の所要時間は、現状の約33分から開通後は約16分へと、半分程度に短縮すると見込まれている。
また、圏央道へのアクセスが向上することも期待されている。
上尾道路開通後の国道17号南北交通のさらなる円滑化についても、引き続き対策が進められる予定だ。
(画像はプレスリリースより)

国土交通省関東地方整備局・大宮国道事務所 プレスリリース
http://www.ktr.mlit.go.jp/kisha/oomiya_00000243.html