九州自動車道での一部通行止め続く
西日本高速道路株式会社(NEXCO西日本)は、2016年4月14日21時26分に熊本県熊本地方を中心に発生した平成28年熊本地震における高速道路の通行止めや災害状況などを随時伝えている。
九州を南北に貫く大動脈である九州自動車道においては一部通行止めが続いており、ほかにも南九州西回り自動車道(八代日奈久道路)や九州中央自動車道でも一部通行止めが実施されている。
同社では、通行止めを実施してる区間において側道廻り等からの点検を実施し、災害発生箇所については詳細を確認し次第、応急復旧作業に入るとしている。
新たな災害発生にも充分な注意を
九州自動車道では、下り線益城熊本空港IC~嘉島JCT間の路面陥没部分にトラックが落ち込む被害が発生しており、同社では復旧に務めている。幸いこの件での人的被害は確認されていないが、ほかにも九州自動車道上では多数の路面陥没や段差、ひび割れ、隆起などが確認されている。
また、高速道路だけでなく、国道など一般道都においても各所で路面陥没などが発生しており、被災地方面での走行には充分な注意が必要だ。トヨタ自動車株式会社では被災地における「通れた道マップ」を公開しており、そちらも参考にしたい。
これから16日(土)から17日(日)にかけては天候の悪化が予想されており、さらなる路面陥没や斜面の崩落などが新たに発生する危険性が懸念されている。同社のホームページや日本交通情報センターなど、随時情報をチェックしてドライバー各自充分に注意してもらいたい。
(画像はニュースリリースより)

西日本高速道路株式会社ニュースリリース(第4報)
http://corp.w-nexco.co.jp/corporate/release/参考:トヨタ自動車株式会社「通れた道マップ」
https://www.toyota.co.jp/jpn/auto/passable_route/map/参考:日本道路交通情報センター
http://www.jartic.or.jp/