情報源が業界関係のものは
国立国会図書館が運営する「リサーチ・ナビ」は3月25日、タクシーなど道路旅客運送業についての情報源について紹介しているページを更新した。
リサーチ・ナビでは、タクシーやバスといった道路旅客運送業についての統計資料や名鑑、インターネット情報源、調査レポート等を、情報の概要や入手方法と合わせて紹介している。
タクシー業界になじみのある情報源・資料としては、協会関係のホームページや専門紙が紹介されている。
協会関係では、全国ハイヤー・タクシー連合会のホームページに、タクシー事業に関する統計調査やタクシー事業者団体や事業者のリストがあると紹介。また全国個人タクシー協会のホームページでは、地域支部ごとの個人タクシー団体名簿等が掲載されている、としている。
専門紙では、「交通新聞」、「交通毎日新聞」、「東京交通新聞」の3紙が挙げられている。
年鑑・統計資料などは
日本自動車会議所発行の年刊「数字でみる自動車」は、輸送機関別輸送量の推移や、ハイヤー・タクシー事業、バス事業の事業者数、車両数、輸送人員、従業員総数などのデータを得ることができる、としている。
交通新聞社が発行する年刊新「交通年鑑」は、ハイヤー・タクシー、乗合バス、貸切バスなどの輸送状況や運賃制度が概説されているとして紹介。
東京交通新聞社発行の年刊「ハイヤー・タクシー年鑑」では、ハイヤー・タクシーの事業者数及び車両数、輸送実績に関する各種データが掲載。旅客の輸送機関別輸送量、営業用乗用車と自家用乗用車の比較の統計も合わせて掲載されているとしている。ハイヤー・タクシー事業者組織、個人タクシー事業者組織の名簿も掲載されている、と紹介している。
なおリサーチ・ナビのページには、いずれの資料も目次が掲載されている。

国立国会図書館
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