ネット関連企業経営の「2足のわらじ」
一般社団法人MAKOTO(MAKOTO)は3月24日、同団体が管理運営する「福活ファンド投資事業有限責任組合」(福活ファンド)が神奈川県の株式会社とことん(とことん)に投資第一号を実施すると発表した。とことんの代表取締役荒井潤一氏は、自身が設立した別の会社の倒産を経験した後、2012年にとことんを新たに立ち上げて、現在はタクシードライバーを続けながら製品開発を続けている。
とことんは、画像処理技術をコアとしたソフトウェア企業で、クラウド型「全自動画像処理サービス」を提供している。同サービスは、商品の撮影写真から商品のみの写真に加工する「切り抜き」、画像内の不要な部分やゴミを消す「画像修復」を全自動で処理する。
この特長を生かし、今後ネットショップなどの個人向け事業者を主要ターゲットとし、低価格・高品質なサービスを展開していく。
支援は最大1億円、投資実行の条件は
福活ファンドは、再チャレンジを目指す企業に投資して福島県で活躍してもらうのを目的とし、MAKOTOと株式会社福島銀行(福島銀行)が設立したもの。
実行される投資規模は1000万円。今後、最大1億円を上限としたマイルストーン投資により継続的に支援する。
とことんは、投資実行後、本社を福島県に移転し、国内外に向けて本格的な事業展開を目指す。
(画像はプレスリリースより)

プレスリリース(PDFファイル)
http://www.mkto.org/一般社団法人 MAKOTO(マコト) ~復興に向け被災地のベンチャー・中小企業を支援~
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