区間に含まれる橋の効果も
茨城県庁が国や市町と連携して進める「筑西幹線道路」のうち、筑西大橋一本松・茂田線の一部約2.4km区間が3月29日に開通した。
この区間の開通により、朝晩を中心とする筑西市中心部の慢性的な渋滞の解消や、物流の効率化による茨城県西部の企業誘致の推進に大きく寄与すると期待される。
開通区間は、県道筑西つくば線と国道294号線をつなぐ幅員の広い道路である。これにより、県道と国道を利用する車にとって、筑西市中心部に入らずにこの地域を一本で横断できる道が増えた。
また開通区間には、小貝川にかかる全長204mの筑西大橋が含まれる。これにより小貝川を渡河する車にとって、幅員の広い橋があらたに増えることになった。
筑西幹線道路の全体計画は
筑西幹線道路は、北関東自動車道桜川筑西インターチェンジから古河市を結ぶ約44kmの広域的な幹線道路として、国道50号や県道筑西三和線、関連する市町道を活用して整備を進めている。
そのうち一本松・茂田線は、筑西市内の国道294号から県道石岡筑西線を結ぶ約5.2kmの都市計画道路。小貝川を渡河する筑西大橋は茨城県が、橋の前後の道路は筑西市がそれぞれ事業主体となり整備を進めてきた。
(画像はプレスリリースより)

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