日本交通がさくらタクシーを傘下へ
日本交通株式会社は、3月30日に大阪のさくらタクシー株式会社と同グループ会社の全発行済み株式を取得。さくらタクシーが保有する401台を傘下にし、関西圏へ本格進出することを発表した。
大阪での本格的な事業展開へ
創業88年東京最大手の日本交通と、創業64年大阪老舗のさくらタクシーが一体化することとなる。
日本交通は、大阪で地元の高い評価を受けているさくらタクシーを傘下にすることにより、より充実したサービスの提供、経営体制を強化、さらにはタクシー業界全体の発展にも貢献したいとしている。
大阪の老舗タクシー会社「さくらタクシー」
さくらタクシーは、1951年設立の老舗タクシー会社で、グループ会社を含めてタクシー388台、ハイヤー13台の計401台の車両を保有している。
公定幅運賃の中で最も低い料金体系ながら、所有車両は全てクラウン ロイヤルサルーン・スーパーサルーンが採用され、高級感ある内装、ゆったりとしたワイドシートで「ファーストクラスのおもてなし」が提供される。
自動車電話やGPSカーナビゲーションシステム配車システムを国内で初めて車両に搭載したことでも知られている。

日本交通株式会社 プレスリリース
http://www.nihon-kotsu.co.jp/about/release/