高速道路、大規模更新・修繕
NEXCO西日本は、高速道路の老朽化に伴い修繕事業を開始する。「高速道路リニューアルプロジェクト 大規模更新・修繕事業」と名づけロゴマークを作成。利用者に理解と案内を促し、2016年度より本格的に始動する。
15年の長期修繕事業
同事業は、老朽化した高速道路の修繕で1.1兆円規模、約15年の長期計画で行われる。道路整備特別措置法に基づいて、国土交通大臣より事業許可を受けている。昨年度2015年は橋梁17の鉄筋コンクリート床版を、耐久性の高いものへ取り替えるため、約100億円の工事発注をしている。
2016年度は約20橋の発注を予定。ゴールデンウィーク明けの5月以降、中国自動車道の道谷第二橋(徳地インター~鹿野インター)などの8橋へ、床版取り替え作業に着手する計画だ。
ロゴマークも作成
長期にわたる交通規制が必要となり、社会的影響も配慮しなければならないことから、同社ではロゴマークを作成。事業のイメージが分かりやすく伝わるように、工事お知らせのポスターやリーフレット、高速道路上の工事現場などに利用される。
高速道路利用者の理解を求めるだけでなく、交通規制の工夫、迂回ルートなど効率的で適切な情報発信の取り組みも行う予定だ。
(画像はプレスリリースより)

西日本高速道路株式会社のプレスリリース
http://corp.w-nexco.co.jp/corporate/release/hq/h28/0330c/