そらタク、1年間の実証実験へ
富山きときと空港への乗り合いタクシーの実証実験が、2016年3月19日から運行開始した。
これは、今年1月に砺波・高岡と富山空港を結ぶバスが、利用者の減少により廃止されたためで、バスに代わる交通の利便性を高めるため、2017年3月18日(土)まで運行される。対象となる地域は、高岡市、魚津市、砺波市の3市だ。
一人でも乗り合いタクシー利用可能
そらタクは事前予約制となり、利用日の前日17時までに運行エリアごとのタクシー会社へ電話予約が必要となる。利用するルートによりタクシー会社が異なっているので、予約の際は注意が必要だ。
高岡市・砺波市から富山きときと空港までは、一人あたり片道2500円、魚津市からは片道3000円となっており、6歳未満は無償。期間中に富山きときと空港発着の航空便を利用する人が対象で、航空便に搭乗の日のみ乗車が可能。
運行時間の目安は、国内線出発便で航空機出発の30~40分前に、国際線出発便で航空機出発の90分前に空港到着となる。他の利用者との「乗り合い」になるため、順番にピックアップ、目的地に送迎されるので、乗車時間が長くなることもある。
到着便は、航空機が到着して、予約者が全員揃い次第空港を出発する。また、空港から降車場所、もしくは乗車場所から空港への道中は、原則として下車できないことになっている。
(画像はニュースリリースより)

ANA
http://www.ana.co.jp/富山きときと空港
http://www.toyama-airport.jp/1222