「e燃費」利用ユーザーのメリット
株式会社イード(イード)と、レイ・フロンティア株式会社(レイ・フロンティア)は3月16日、モビリティの移動解析およびユーザーのライフスタイル理解の分野で、共同でビジネス開発を行うことに合意したと発表した。
共同ビジネス開発の第1弾として、自動車の燃費計測サービス「e燃費」の次期バージョンを今春にサービス開始する予定。
次期バージョンでは、レイ・フロンティアの「SilentLog(サイレントログ)」の技術を応用したドライブログ機能を利用することで、ユーザーが自らのマイカー利用傾向がわかるようになる。また、燃費計測と連動したドライブ診断を他のe燃費ユーザーと比較したり、走行履歴を残したりすることも可能となる。
2000年にサービスを開始した「e燃費」のユーザー数は、現在65万。
自動車メーカー等向けの解析データも拡充
また、多数のユーザーの燃費データと、トリップ回数や平均車速、ゴー・ストップ回数などといったデータをクラウド上に集める。それらのデータを、レイ・フロンティアの人工知能を活用したビッグデータ解析することで、自動車メーカーの新型車開発における実用燃費の向上に貢献したいと考えている。
また両社は、ビッグデータだけでなく、「e燃費」の次世代サービス開発や運用で得た解析技術や仕組みを、BtoB(個人でなく企業等向け)ビジネスとして他社に展開することについても積極的に取り組む。
「e燃費」は現在、国内外の自動車メーカー10社とデータ解析を通じた取引実績がある。
(画像はプレスリリースより)

株式会社イード
http://www.iid.co.jp/レイ・フロンティア株式会社 プレスリリース(PDFファイル)
https://www.rei-frontier.jp/