東北道最大の渋滞ポイントに登板車線が新設
東日本高速道路株式会社(NEXCO東日本)関東支社は14日、東北自動車道下り線の岩舟ジャンクションから栃木インターチェンジの間約5kmに新設した登板車線を、2016年3月18日(金)15時より運用開始すると発表した。
今回の登板車線新設は、岩舟JCTから栃木IC間の登り坂での渋滞解消を目的としたものだ。この登り坂区間は、特に大型連休期間や夏季混雑時など交通量が増加する時期には、大規模な渋滞が発生するポイントとなっていた。
この区間は、長い登り坂による速度低下のみならず、ちょうど登り坂の手前で東北自動車道と北関東自動車道が合流し、2つの高速道路が重用する区間となっているため通行車両が集中しやすく、渋滞が発生しやすいという状況だった。
さらなる渋滞緩和にドライバーも協力を
今回同社は、北関東自動車道の合流ポイントから登り坂の頂上付近まで約5kmの登板車線を新設し、この区間を3車線から4車線へと増やした。このことにより、北関東自動車道からの合流もよりスムーズになり、通行可能な車両数も増える。
さらに同社では、新設された登板車線をより積極的に利用してもらうために「渋滞緩和のための走行方法」を、ポスターやチラシ、渋滞予報ガイドなどで広く告知していくとしている。
高速道路を走行中に渋滞につかまると、精神的にも肉体的にも疲労してしまうものだ。ドライバーとしても新設された登板車線を賢く利用することで渋滞緩和に努め、互いに気持ちよくドライブできるようにしていこう。
(画像はプレスリリースより)

NEXCO東日本関東支社プレスリリース
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