桜前線スタートは前回予想より早まった
一般財団法人日本気象協会(日本気象協会)は、3月9日(水)に日本全国88地点の桜(ソメイヨシノほか)の開花予想(第4回)を発表した。
概況では、九州が平年並みか平年より遅く、その他の地域では、平年並みか平年より早い見込み。3月の3連休の最終日に東京・千代田区と愛媛県・宇和島から桜前線がスタート。4月の新年度は、九州から関東地方まで多くの地域では満開の桜で迎えられそう。4月上旬に桜前線は北陸・東北南部へ達し、北海道は4月末になる見込み。
開花予想の詳しい情報や各地の開花状況を、日本気象協会公開ホームページHPや、天気予報専門サイト『tenki.jp』で無料で公開している。
天然記念物の桜も開花予想
日本気象協会は今年から初の取り組みとして、「日本三大桜」と呼ばれる福島県の「三春滝桜」(みはるたきざくら:ベニシダレザクラ)、山梨県の「山高神代桜」(やまたかじんだいざくら:エドヒガンザクラ)、岐阜県の「根尾谷 淡墨桜」(ねおだに うすずみざくら:エドヒガンザクラ)の開花予想も発表する。
いずれも大正11年(1922年)指定の国の天然記念物。樹齢が1000年以上で幹の回りが9メートル以上の古木。
独自の予測式を用いて開花や満開を予想。予測式作成に用いた過去の観測データは、地元自治体や寺の住職の同意を得て入手した。
(画像はプレスリリースより)

プレスリリース(PR Times)
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