ドライブレコーダー購買行動調査
GfKジャパンは、ドライブレコーダーの購買行動を調査。ドライブレコーダーの認知度、購入の目的、購入の際に重視される点や、使用感、そして不満な点などもまとめている。
認知度87%、販売台数61万台
自動車に取り付けて映像・音声などを記録するドライブレコーダー。交通事故時の証拠映像、前方衝突防止機能、監視・警告機能などに役立つほか、思い出としての映像も楽しむことができる。
調査によると、ドライブレコーダーを「知っている」人は87%。「具体的には知らないが、名前を聞いたことがある」人は10%。認知しているドライバーの製品保有率は16%で、年代別では50代が2割近くにのぼっている。
国内販売数も2015年には61万台、前年より42%増えており、製品に対する認知度は高いと言える。
課題は性能とコストパフォーマンス
保有者が購入の際重視した点は、「安価」「コストパフォーマンス」「カメラの性能」。また購入意向者の重視する点は「コストパフォーマンス」「カメラの性能」「安価」。
使用感で「夜間の映像が不鮮明」などの不満もあり、製品への理解や機能向上に伴い性能が重視される傾向にあるようだ。
しかし実際には認識の高い一部消費者に限られるため、一般への普及には性能と価格のバランスが鍵となりそうだ。
(画像はプレスリリースより)

GfKジャパンのプレスリリース
http://www.gfk.com/jp/insights/press-release/2015-17/