マイカーの年間給油状況からはじき出された数値をもとに集計
株式会社イードが運営するマイカー燃費管理サービス「e燃費(イーネンピ)」は1日、「e燃費アワード2015-2016」を発表した。
このアワードは、1年間に集計した実用燃費データを集計しランキング形式にまとめたものだ。対象はオートマティックの自家用車で、MT車や商用車などは対象外となっているが、実際の燃費について実にわかりやすいデータが示されている。
今回の2015-2016年度で総合部門最優秀賞に輝いたのは、スズキのアルトだ。この車はガソリン部門、軽自動車部門ともに1位に選ばれている。e燃費(実燃費)も1リットルあたり24.3kmと、非常に優秀だといえるだろう。
やはり実燃費とカタログ燃費の間に差が
今回のアワードは、「新型車部門」「ガソリン車部門」「ハイブリッド車部門」「軽自動車部門」「輸入車部門」「燃費達成率部門」「ディーゼル車部門」「総合部門」の計8部門からなっている。
燃費の点からいえば、総合部門の上位10車種すべてが1リットルあたり20km以上を記録するなど、全体的に燃費は向上しているようだ。しかしその一方で、その総合部門上位10車種においても、カタログに表示されている燃費の達成率が60%前後しかなく、カタログ燃費と実燃費の間に歴然とした差があることが明示されてしまった格好だ。
このところの原油安の影響でガソリン価格は低価格で推移しているが、それでもやはり実際の燃費のよさというものはドライバーにとって最大の関心事のひとつだ。この「e燃費アワード2015-2016」結果は、非常に参考になるだろう。
(画像はプレスリリースより)

株式会社イードプレスリリース
http://www.iid.co.jp/news/press/2016/