慢性的な渋滞が緩和 仙塩道路の4車線化と多賀城インターチェンジ
国土交通省東北地方整備局および東日本高速道路東北支社が共同で事業を進めている三陸沿岸道路の一部を構成する「仙塩道路」の4車線化と、多賀城インターチェンジが開通することが発表された。
開通するのは仙台港北ICと利府中ICの区間、延長7.8㎞であり、今回の開通によって、2車線区間および三陸沿岸道路と仙台北部道路合流部の車両の錯綜が解消し、慢性的な渋滞が緩和される。さらに、速度向上により物流の効率化を支援する。
多賀城市内の歴史的観光施設へのアクセスが便利に
さらに多賀城市に新たなインターチェンジが設置されることで、地域産業や観光などの活性化が期待されている。
多賀城市には、東北歴史博物館をはじめ歴史的観光施設が多数存在し、仙塩道路付近には「仙台うみの杜水族館」や大型アウトレット施設もある。仙塩道路の4車線化や多賀城インターチェンジ開通により、渋滞箇所を回避した観光地へのアクセスが可能となるとのこと。
開通日は3月27日(日曜日)。当日の開通時刻や開通式典については後日発表されるとのことだ。
(画像はプレスリリースより)

NEXCO東日本東北支社のプレスリリース
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