2月25日にリニューアルオープン
NEXCO東日本・関東支社は、2月25日に道路管制センターのリニューアルオープンを行うことを発表した。関東地域及び長野県の高速道路1,345キロメートルを集中管理する。
災害時も業務を継続させる高度な設備
新しい道路管制センターは、延べ床面積約5,700平方メートルの地上3階建てで、3階屋上には6.8トン級ヘリが離着陸可能なヘリポートが設置される。
マグニチュード7.3の首都直下地震に対応した最高水準の耐震基準が採用されており、電力・飲料水・下水といったライフライン機能の構築や浸水対策など、大規模地震の際も業務が継続出来る環境を備える。
迅速で的確な情報を提供
新道路管制センターでは、監視データを分析して渋滞の伸縮傾向を情報板やハイウェイラジオ・ハイウェイテレホンで伝えたり、サービスエリアやパーキングエリアの情報ターミナルで複数経路の所要時間を伝える。
また、全国の道路管制センターでも最大規模の大型ディスプレイが設置されており、関東エリアの高速道路の膨大な交通状況が一度に見ることが出来るようになっている。GPSシステムと車載カメラをパトロールカーに設置し、正確な位置と状況を把握して高度な管制運用を行う。
今後はビッグデータを活用したさらなる高度な情報提供を目指すなど、迅速で的確な管制業務により、24時間365日交通の安全と安心をサポートしたいとしている。
(画像はプレスリリースより)

東日本高速道路株式会社 プレスリリース
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