わかりやすい道路標識への改善を都内で推進
国土交通省関東地方整備局は、2020年の東京オリンピック、パラリンピック競技大会に向け、わかりやすい道路標識への改善を推進する。訪日外国人旅行者が安心して円滑に移動できる環境の整備が求められていることから、道路標識適正化委員会東京都部会において検討をすすめ、取組方針が作成された。
道路標識の英語表記の改善や、路線番号の活用、ピクトグラムや反転文字の活用をすることで、訪日来訪者でもわかりやすい標識とするほか、文字を拡大や通りの通称名表記、歩行者系標識も充実させる。
今年度中は先行的に秋葉原や蒲田で実施
整備箇所はオリンピックおよびパラリンピックの施設周辺エリア、観光庁が選定した秋葉原、銀座などの観光戦略地点、日本政府観光局が調査した訪日外国人が訪れる主要な観光地、その他道路管理者が重点的に整備をすすめると判断したエリアで推進される。対象路線は国道、補助国道、都道、重点整備路線などとなる。
今年度中に秋葉原および蒲田(羽田空港周辺)にて先行的に着手する。2020年のオリンピック、パラリンピックに向け、道路標識の「おもてなし」も加速する勢いだ。

国土交通省 報道発表資料
http://www.mlit.go.jp/report/press/road01_hh_000615.html報道資料別紙
http://www.mlit.go.jp/common/001117540.pdf