「長野県高速道路交通安全等対策協議会」を設立
長野県警察および国土交通省と東日本・中日本高速道路株式会社は、2016年1月26日に長野県警察高速道路交通警察隊長を会長とする「長野県高速道路交通安全等対策協議会」を設立した。
同協議会は、関係団体の緊密な連携により、地域の取り組みとして高速道路上において、継続的な交通事故削減を目指すことを目的として設立されている。
近年増加する高齢者が運転する逆走車両
同協議会では、高速道路上で起きる様々な交通事故対策や防犯対策など、現場において速やかに対応できる対策を中心に検討を進めていく。
特に長野県内では、近年高速道路を逆走する車両の件数が、大幅に増加中である。その中で運転者が特定できた件数では、非常に高い割合で高齢者ドライバーが起こしている。
潜在的リスクが高い長寿県長野
長野県は、高齢者運転免許保有率が全国トップクラスのため潜在的リスクも高く、「高齢者による逆走事故防止対策」は重点課題として早急な対策が必要となる。
なお、逆走対策の実施に当たっては、2015年11月27日に国土交通省が公表した「2020年までに高速道路での逆走事故ゼロを目指す取組み」の対策に加え、同協議会の策定した地域対策がプラスされ実施される。
それにより総合的な対策として機能を果たし、逆走事故ゼロの実現を目指すことになる。
(画像は長野県警察より)

東日本高速道路株式会社 ニュースリリース
http://www.e-nexco.co.jp/pressroom/press_release長野県警察
http://www.pref.nagano.lg.jp/police/