東京外かく環状道路事業連絡調整会議を開催
国土交通省関東地方整備局は、2015年12月25日に開催された第2回東京外かく環状道路事業連絡調整会議の開催結果を公表した。
会議には国土交通省関東地方整備局、東京都、東日本高速道路株式会社関東支社、中日本高速道路株式会社東京支社が参加し、用地取得や工事進捗などについて確認を行った。
用地取得、埋蔵文化財調査の進捗
2015年11月末時点で、面積ベースで全体の用地取得率は63%。同時期の埋蔵文化財調査の進捗状況は全体の進捗率42%だった。
東京オリンピック・パラリンピック開催までに開通させるため、ジャンクション別に今年度・来年度の用地取得と埋蔵文化財調査が必要だというスケジュールが確認された。
工事の進捗状況
工事については、3つのジャンクション部分について本体工事が着手済みだが、一方で地中拡幅部の工事が世界最大級の難関なもので、高い技術力が必要とされる点についても認識された。
東京外環の地中拡幅部工事では地中で分岐・合流を行う計画となっている部分があり、本線のシールドトンネル連結路シールドトンネルを地下40メートル以深で合計8カ所を非開削施工で繋ぐ。
(画像はプレスリリースより)

国土交通省関東地方整備局 記者発表資料
http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000638211.pdf