「第6回インドネシア交通次官級会合」が開催
国土交通省は、「第6回インドネシア交通次官級会合」の開催結果を発表した。
これは、2010年に国土交通省とインドネシア運輸省の間で締結された「交通分野における協力に関する覚書」に基づいて毎年催されているもので、今年は12月15日に愛知県名古屋市で開催された。
次官級会合の内容
日本側は国土交通省国土交通審議官の森重氏ら、インドネシア側からは運輸省研究開発庁長官のエリー・アドリアニ・シナガ氏らが関係者が参加し、日本・インドネシア間における各交通分野における協力や昨今の諸問題についての意見交換が行われた。
会合では鉄道、自動車、港湾、海上交通、航空など幅広く全般的な交通分野が抱える課題の解決策や、今後両国がどのような協力を行っていくかなどが話し合われた。
インドネシアからは新たな海上交通網の構想と港湾整備に関して説明がなされ、大都市地域圏のサスティナブルな交通網の構築や、交通分野におけるIT技術の活用に関して、今後も両国間で連携を図っていくことを確認した。特に、日本の交通分野におけるIT技術の知見に対してはインドネシア側より高い関心が示されていた。
次回会合はインドネシアにて開催予定。
(画像はプレスリリースより)

国土交通省 プレスリリース
http://www.mlit.go.jp/common/001113537.pdf