弘前市が乗合タクシーを実証運行
青森県弘前市では、乗合タクシーの実証運行の開始を発表した。運行が始まる乗合タクシーは、中央弘前駅から弘前駅、および千年駅から安原・泉野地区の2路線区間で、ジャンボタクシーを使用して運行される。
乗合タクシーの目的
乗合タクシーは、弘南鉄道大鰐線の利用者増加・利便性の向上を目的としたものだ。中央弘前駅から弘前駅区間であれば、始発が中央弘前駅6時10分発、終電は中央弘前駅21時30分発といったように、大鰐線の列車発着時刻に合わせて運行される。
通勤、通学、通院だけでなく、買い物など日々の生活の移動手段として利用されることを狙う。
乗合タクシーの利用方法
両区間共に12月7日から20日までの期間に実証運行が行われる。運賃は大人100円・小学生50円、予約は不要で、あらかじめ決められた発着点でのみ乗降することが可能。
中央弘前駅から弘前駅区間の停留所は中央弘前駅と弘前駅中央口のみ。千年駅から安原・泉野地区の区間では、千年駅から10カ所の停留所を一方向に循環する。
実証運行をもって、路線開設の是非や、開設する場合の留意点などの声を集める。
(画像はプレスリリースより)

弘前市 ニュース
http://www.city.hirosaki.aomori.jp/oshirase/jouhou/jissho.html