12月4日、東日本高速道路株式会社関東支社(埼玉県さいたま市、以下NEXCO東日本)は、年末年始を降雪地域で過ごす方などを対象に、関係機関と合同して「冬の交通安全キャンペーン」を行うことを発表した。
テーマその1、早めの冬タイヤ装着を!
キャンペーンは2つのテーマに基づいて実施される。その一つ目が、雪が降る前に早めの冬タイヤ装着をすることだ。積雪路面では夏用タイヤの制動距離は冬用タイヤのそれと比較すると1.6倍になるため、高速道路を他シーズンと同じように運転すればとても危険だ。また、一昨年の2月のように首都圏での大雪により、車が動けなくなって車内に取り残されてしまう可能性もあるというのだ。
テーマその2、出かける前に積荷確認!
落下物は、昨年のNEXCO東日本管内の高速道路だけでおよそ11万件を数える。一般道に対し車がよりスピードだす高速道路において、落下物による事故は危険性も高く、死亡事故となってしまう可能性もあるのだ。
また、NEXCO東日本では、もし高速道路の道路情報板などにて落下物情報があれば、前方に注意を払い、いつもより長めに車間距離をとり、適切なスピードで走ることを勧め、その後料金所や最寄りのSA・PAの非常電話などから道路緊急ダイヤル(#9910)によって連絡をすることを求めている。
12月4日~12月23日、NEXCO東日本関東支社管内の休憩施設などで実施中
【今後の実施スケジュール】
12月11日友部SA(下り)
12月12日姨捨SA(下り)、横川SA(下り)
12月13日大黒PA
12月15日那須高原SA(下り)、東部湯の丸SA(下り)、市原SA(下り)
12月18日羽生PA(下り)
実施内容は、それぞれのキャンペーンにより異なることや、悪天候の場合などはキャンペーン中止となる可能性があることに注意が必要だ。
(画像はプレスリリースより)

NEXCO東日本からのお知らせ
http://www.e-nexco.co.jp/news/h27/1204/