建設中区間の来年2月中開通へ
中日本高速道路株式会社は、現在建設を進めている新東名高速道路の浜松いなさジャンクションから豊田東ジャンクション区間について、2016年2月中の開通を目指すことを発表した。
新設区間について
55.2kmとなる同区間は、静岡県浜松市北区東黒田にある浜松いなさジャンクションと愛知県豊田市岩倉町字山ノ神にある豊田東ジャンクションを結ぶもの。
区間内に、新城インターチェンジ・長篠設楽原パーキングエリア・岡崎東インターチェンジ・岡崎サービスエリアを置く。
新設区間の整備による効果
既存の三ヶ日ジャンクションから豊田ジャンクション間では、年間600回程度の渋滞が発生している。新設区間の開通によりこの渋滞の解消と、交通事故の減少を目指す。
また、新東名高速は東名高速より内陸部に位置し、山側を通過するために南海トラフ巨大地震等の大規模災害時に被害を受けにくいと想定されている。東名高速とのダブルネットワークを形成することにより、災害時の人命救助・早期復旧に貢献することも期待されている。
さらに、この愛知県区間の開通により奥三河地域への日帰り観光圏域人口が400万人程度増加すると見込まれている。四谷の千枚や乳岩峡・湯谷温泉といった観光名所への呼び込みを狙う。
(画像はプレスリリースより)

中日本高速道路株式会社 ニュースリリース
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