『まちなか周遊号』
宮城県東部地方振興事務所は平成27年11月28日(土)、乗合ジャンボタクシー『まちなか周遊号』の試験運転を開始した。同タクシーはJR石巻駅を出発地点として、周辺の様々な観光スポットを周遊する。
巡ることが出来る観光スポット
『まちなか周遊号』の走行コースはJR石巻駅をスタートすると“石ノ森萬画館”“日和山公園”“石巻復興まちづくり情報交流館中央館”の3つの停留所を巡ってJR石巻駅へと戻っていく。発着地点であるJR石巻駅にはロマン海遊21が隣接しており、土産物の購入など、観光客の利用が見込まれる。
途中、停留所はないが東日本大震災で大きな被害を受けた石巻魚市場を代表とする被災地を車窓から眺めることができ、現在の復興状況などを体感・経験することができる。また“石巻復興まちづくり情報交流館中央館”では震災前後の町の様子が分かる写真が展示されている他、徒歩圏内に石巻グルメを堪能できる店が建ち並んでいるため、多くの観光客が立ち寄ることを期待されている。
『まちなか周遊号』のこれから
運行期間は平成27年11月28日(土)〜平成28年3月21日(月)の土日・祝日。(※平成28年1月1日(火)〜1月3日(木)は運行なし)先着順で定員9名、運賃は500円。1周55分を予定されており、途中、15分間の休憩が設定されている。時刻表は以下の通り。
同タクシーの情報が掲載されている宮城県公式ウェブサイトでは
3月で震災後5年という節目を迎えるにあたり,皆様に気軽に便利に石巻の街中を周遊していただくとともに,これからも繰り返し石巻にお越しいただけることを願っております。
と締めくくられている。
(画像はプレスリリースより)

宮城県公式ウェブサイト
http://www.pref.miyagi.jp/release/ho20151125-3.html