西阿知町から柳井原間を結ぶ橋
岡山県倉敷市は、2016年1月24日10時に倉敷大橋が開通することを発表した。西阿知町から柳井原間に整備を進めてきた高梁川にかかる橋となる。
交通量分散、市域全体の活性化を狙う
倉敷大橋は、2005年8月に行われた旧船穂町と旧真備町が倉敷市に合併したことを機に、両町と倉敷地区を結ぶ幹線道路として整備が進められていた。
倉敷市が高梁川に橋梁をかけるのはこれが初めてのことで、同市が整備する橋梁の中でも最長の512メートルの距離となった。
これまで西阿知と柳井原間を移動するためには、川辺橋や船穂橋を経由する必要があった。倉敷大橋の開通により、この交通量が分散され、渋滞緩和や歩車道の分離による安全性の確保を目的としている。
また、医療施設や商業施設など各所へのアクセス面の向上により、倉敷市全体の地域活性化に貢献することが期待されている。
前日に渡り初めを実施
開通前日の23日には、「親子三世代夫婦の渡り初め」「倉敷市民による渡り初め」といったイベントが催される。「親子三世代夫婦の渡り初め」では開通式典にも出席が可能。
(画像は「広報くらしき」より)

倉敷市 広報くらしき
http://www.city.kurashiki.okayama.jp/26375.htm広報くらしき 2015年12月号(FlashPlayer)
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