2017年度内に発売するタクシーの概要を発表
トヨタ自動車株式会社は2017年度内に発売する次世代タクシーの概要を発表した。全国のトヨタ店・トヨペット店で販売される予定。
10月28日に東京ビッグサイトで開幕した第44回東京モーターショー2015で同車を映像で紹介している。
「おもてなしの心」を反映したデザイン
今回発表された次世代タクシーには、「おもてなしの心」を反映した内外装デザインを採用。2013年の東京モーターショーに出展したJPN TAXI Conceptと同じように、独創さを持たせながらも、瞬時にタクシーであると分かる親しみのあるデザインとなっている。
ユニバーサルデザインタクシー認定を目指す
床が低く、間口が大きく開くタイプのスライドドアにより乗降時も快適で、車いすで乗車するシーンも考慮して車内は広々とした空間を持っており、現在も「標準仕様ユニバーサルデザインタクシー」の認定を目指した開発を進めている。
この認定制度は平成24年3月に国土交通省が創設したもので、高齢者・障がい者、妊産婦、子ども連れの人など、多様な人が利用しやすいユニバーサルデザインタクシーの普及を促進したり、このような車両の開発を活発に行うことを目指したものだ。
環境・経済性の高い車両
パワートレーンには環境性能と経済性を兼ね備えたLPGハイブリッドシステムを搭載。
日本国内で利用するユーザーが安心で快適さを感じる性能を持たせており、環境の負荷を軽減したり、今後日本が直面する超高齢化社会などの変化に対応する新しい日本のタクシーを目指している。
(画像はプレスリリースより)

トヨタ自動車株式会社 プレスリリース
http://newsroom.toyota.co.jp/jp/detail/9833258/