グリーンな交通社会の構築へ、支援制度を充実
国土交通省は11月13日(金)~11月30日(月)までの期間、バス、タクシーおよびトラックの運行事業へのEV導入を促進するための支援施策である「電気自動車による地域交通グリーン化事業」の実施を行っていく。
これはEVの導入を積極的に検討する自動車運送事業者に対し、国が重点的な支援を行うことで環境性能に優れたEVの普及を促進し、地域のグリーン化と持続可能な社会インフラの構築の動きを加速させていこうとするものだ。
ゼロエミッション自動車の普及に注力する国交省
今回の国交省の事業では、外部有識者が各々の運送事業者の事業計画を精査・評価し、その結果を踏まえて補助金交付の可否などが決定されていく仕組みだ。
なお事業費用として補助される金額の比率は、EVバスが1/2、EVタクシー・トラックが1/3、さらに燃料電池自動車タクシーが導入費用の1/2と定められている。
電気自動車の加速度的普及促進を図る国交省では、平成27年度の予算で3億円近い事業費をゼロエミッション自動車の導入計画などに向け投入している。
新しい街づくりの根っこに環境性能に優れた交通運送ソリューションを組み込むことで、グリーン化や低炭素まちづくり、さらに地域防災力の整った強靱な国土開発に活かしていきたい考えだ。
(画像は国交省HPより)

国土交通省 プレスリリース
http://www.mlit.go.jp/jidosha/jidosha_fr1_000020.html