現実化が迫る、自動車自動走行
現在、車の自動走行に向けた取り組みは世界中で広がりつつあるが、アメリカのGoogle社が自動走行に向け早期から動いており、Google社が世界の中でも自動走行において頭1つ抜き出ている。
日本においても、国策として自動走行で競争力を発揮していく方向性を示している。国土交通省と経済産業省により産学官で、自動走行への取り組みを進めるための「自動走行ビジネス検討会」が2015年2月に設置されている。
将来ビジョン検討ワーキンググループの開催
「自動走行ビジネス検討会」では、2015年6月に中間とりまとめを発表している。中間とりまとめから自動走行を現実化させていくために必要な課題が明らかになってきている。その課題テーマを討論するための将来ビジョン検討ワーキンググループの開催が決定した。
国土交通省報道発表資料より課題テーマを引用する。
1、2030 年頃までの実用化が期待され、産学官が連携して取組むべきアプリケー ション(具体的な自動走行の種類)の特定
2、1の実現に向け必要となる「技術」と「制度・事業環境」の課題に関する認 識の共有
3、1.2を踏まえ、産官学が協調して解決すべき課題及び今後の取組方針の検討
<国土交通省報道発表資料より>
上記3テーマを自動走行ビジネス検討会の会合で話し合われることになる。将来ビジョン検討ワーキンググループ開催概要を国土交通省報道発表資料より紹介する。
1.開催日時・場所 日時: 平成 27 年 9 月 29 日(火) 13:00~15:00 場所: 中央合同庁舎第 4 号館 1 階全省庁共用 108 会議室
2.議事次第
1.開会
2.両省挨拶
3.議事 産学官が連携して取組むべきアプリケーションの特定 他
4.閉会
3.その他 WG では忌憚なき議論ができるよう非公開とします。 WG の資料は非公開とし、後日、議事要旨を公開します。 カメラ撮りは WG の冒頭のみ可能です。希望される方は 9 月 28 日(月)正午までに下記問い合わせ先まで事前にご連絡いただき、開催場所へお越しください。
<国土交通省報道発表資料より>
今後の日本における自動走行の実現がいつになるのか、世界の中でも競争力を発揮することを期待したい。
(画像はイメージです)

国土交通省の報道発表資料
http://www.mlit.go.jp