京丹後市EV乗合タクシーがスタート
丹後海陸交通株式会社は、「京丹後市EV乗合タクシー(丹タク)」の運行を開始することを発表した。このサービスは、2015年1月に国の認定を受けた地域再生計画に基づき、京丹後市が取り組む新たな輸送サービスによるもの。
この乗合タクシーには、走行中にCO2や排気ガス・有害物質を排出しない環境にやさしい電気自動車「日産リーフ」が2両導入される。
人の輸送だけでなく、代行業務も実施
この輸送サービスでは、人だけでなく、「モノ(少量の貨物)」や「サービス(買い物代行など)」が合わせて利用出来ることが特徴だ。
人の運送では、乗車可能地域が網野町全域と久美浜町全域。降車可能地域は京丹後市全域と豊岡市内の市街地周辺。
一方モノとサービスの運送としては、「買い物代行」、一人暮らしの高齢者宅の郵便物が溜まっていないかを確認する「見守り代行」、本の借り受けや返却を行う「図書館代行」、診察順番の申し込みを行う「病院予約代行」、忘れ物や農作物・衣類など少量の荷物を輸送する「小荷物運送サービス」が利用可能となる。
人の運送の場合の運賃は大人500円で小学生は半額。モノとサービスの利用料金は15分ごとに400円の時間制となる。
予約制(駅受けのみ予約無しで利用可能)で、年中無休、朝の8時30分から夕方17時30分まで運行される。
(画像はプレスリリースより)

丹後海陸交通株式会社 プレスリリース
http://www.tankai.jp/ev_noriaitaxi.pdf