Uber、Olaが無料Wi-Fiサービス搭載車急増
ザ・タイムズ・オブ・インディア(The Times of India)は、タクシー配車サービスのUber、Olaが無料Wi-Fiサービスを搭載した車両を急増させていることを伝えた。
他社サービスやホテル送迎車などとの差別化へ
Uberは2015年8月にインドの携帯通信最大手バーティ・エアテル(Bharti Airtel)と提携。同社のネットワークを使い、乗客向けに無料で4G(LTE)回線のWi-Fiサービスを開始することを発表している。
開始時はムンバイのみでの提供だったが、現在はバンガロール、デリー、ハイデラバードなど5都市で展開されている。安く手軽に、移動とWi-Fi環境の利用が可能になることにより、他社配車サービスだけでなく、ホテルの送迎車などととの差別化が狙いであると考えられており、Uberは今後更に無料Wi-Fi搭載車両の展開を進める予定だ。
ソフトバンクが昨年大型出資を発表し話題となったOlaは、Ola Primeで無料Wi-Fiサービスを開始。近いうちにOla Shuttleでの利用も可能になる予定だ。
無料Wi-Fi環境の整備により、ビジネスマン、学生、旅行客など幅広い顧客の獲得に向け各社が競争を激化させている。

OLA
https://www.olacabs.com/Uber
https://www.uber.com/ja/