毎日必ず、日本のどこかで交通事故死が起きている。
交通事故はいつ、誰のみに降りかかるか分からないものだ。記録によれば、昭和43年以降毎日、必ずどこかで誰かが事故により亡くなっている。交通死亡事故が発生しない日はないのだ。
こうした現状に対し、国は交通事故のない社会づくりを、国民が安心して生活を送るために重要な課題として位置づけている。そして交通事故ゼロを目指すための啓発活動として、9月30日を「交通事故死ゼロを目指す日」に設定した。
平成20年に「交通事故死ゼロを目指す日」が始まる。
「交通事故死ゼロを目指す日」は福田内閣の時に始まっている。平成19年12月より、国民が安心した生活をおくるための「生活安心プロジェクト」が立ち上がり、その中の国民運動の1つとして「交通事故死ゼロを目指す日」は始まった。
事故のない社会をつくっていくために。
交通事故のない安全な社会を作っていくためには、国民一人一人が交通ルールを守ることが重要になってくる。例えば、子供はしっかりと交通ルールのことを理解しているか、といえば交通安全に関する教育は行き届いていないのが日本の現状だ。
自宅近くや通学路で飛び出して事故が発生するケースも多い。「交通事故死ゼロを目指す日」は家庭や家族、さらに地域の中で、お互いに意識を高めて改めて交通事故について考えるきっかけになるだろう。
(画像はイメージです)

内閣府共生社会生活トピックス
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