田園風景を巡る観光タクシー
北神急行電鉄は、8月25日、同社を含む北神・北摂地域の公共交通機関等6社で構成する「北神・神鉄連携活性化協議会」と、JA兵庫六甲 山田支店、みのたにグリーンスポーツホテル「銀河の湯」が、観光タクシー「すい~とポテトタクシー」号を運行することを発表した。
このプランでは、農家主の手ほどきを受けながら、手ぶらで気軽にさつま芋の収穫体験ができるのが魅力。出発1週間前までに、北神急行電鉄「すい~とポテトタクシー予約係」まで申し込みをすることが必要だ。
「すい~とポテトタクシー」号の概要
「すい~とポテトタクシー」号は、谷上駅から「丹生山田の里」のさつま芋農園、「銀河の湯」を訪れ、谷上駅へ戻る観光タクシーだ。
運行日は2015年9月5日(土)~11月3日(火)。10時~13時の間で谷上駅を出発する予定だが、さつま芋の収穫状況によっては、終了日が早くなる可能性もあるという。
タクシー1台あたり大人2名から受け付けるとし、その際の大人1人あたりの料金は3,000円。なお、谷上駅~さつま芋農園~銀河の湯間の往復タクシー代金、農園入園料(1人3株)、みのたにグリーンスポーツホテル「銀河の湯」入浴券が含まれる。
魅力スポットをアピール
観光タクシーの出発地である谷上駅は、神戸市営地下鉄の三宮駅から北神急行線直通運転で約10分。また、「丹生山田の里」は源平史跡が点在し、昔ながらの田園風景が広がるエリアだ。
なお、同協議会では、今後も地域の魅力的な観光スポットを案内することで、公共交通機関の利用促進と、地域活性化への取り組みを推進する方針である。

北神急行電鉄 ニュースリリース
http://www.hokushinkyuko.co.jp/pdf/150825.pdf