タクシー車両や乗用車の車選びの参考に?
独立行政法人自動車事故対策機構(以下、NASVA)は12月1日、平成28年度自動車アセスメント評価結果(前期分 以下、アセス)を公表した。
アセスでは、対象とした各メーカーの車について、「予防安全性能評価」「衝突安全性能評価」を実施。
歩行者の安全確保が喫緊の課題となる中、「予防安全性能評価」では今年度より新たに、「対歩行者自動ブレーキ」の評価を追加した。
「予防安全性能評価」は、6ブランドの乗用車合計11車種に対し、対歩行者自動ブレーキの他に、対車両自動ブレーキ、車線はみ出し警報、バックビューモニターの合計4つの試験による合計得点で表した。
予防安全性能での2冠を獲得したのは
今回のアセスで評価した11車種全てが、総合評価で最高ランクのASV++を獲得した。また最高得点は、71点満点中70.5点を獲得したマツダのアクセラだった。
また、今年度より開始した対歩行者自動ブレーキについても、マツダのアクセラが25点満点中の24.5点の最高得点となった。
もう一つの評価である「衝突安全性能評価」は、乗用車3車種、軽自動車1車種の計4車種で、歩行者保護性能に関する試験、乗員保護性能に関する試験等について、実施した。
その結果、4車種中2車種が、総合評価と個別試験のいずれも優れている車に贈られる「ファイブスター賞」を獲得した。
(画像はプレスリリースより)

独立行政法人自動車事故対策機構
http://www.nasva.go.jp/news/2016/161201.html