後方も記録、カーナビ画面で記録映像をすぐ見られる
富士通テン株式会社(以下、富士通テン)は11月14日、ドライブレコーダーをカーナビに内蔵した「録ナビ」を含む3シリーズ6製品を12月上旬に発売すると発表した。
「録ナビ」は、富士通テンのカーナビゲーションシステム「ECLIPSE(イクリプス)」ブランドで展開する「AVN」の最上位モデルに搭載される。
車両運行中における信号待ちや渋滞中での後方からの追突など、後方への不安を軽減するため、最上位のDシリーズは、前方だけでなく、バックアイカメラで後方も記録できる。前方カメラと同様に、「常時記録」「イベント記録」「手動記録」の3つの記録に対応している。
また、明るさが変化する運転環境下でも高い視認性を実現する「HDR(high dynamic range imaging)合成技術」を搭載。200万画素カメラとHDRの組み合わせにより、イクリプス独自の視認性の高い映像を記録可能。
Dシリーズでは、「もしもの時にすぐ見たい」「風景の撮影後にすぐ見たい」「後で思い出に浸りたい」といった様々なニーズに応え、記録した映像をカーナビ画面ですぐに確認できる。リスト、サムネイル画像、地図の3つの画面から見たい画像を選ぶ。
記録した映像の録画データは、Wi-Fi機能を使ってスマートフォンへ転送する機能も搭載している。
カーナビ機能が全シリーズで充実
この他、全シリーズに搭載された機能は次の通り。
車の現在位置を測定するために用いる衛星として、従来のGPSに加え準天頂衛星「みちびき」に対応。GPSでは困難な山間部や都心部の高層ビル街等、測位できる場所や時間が広がる。
またVICSの新サービス「VICS WIDE」に対応。「最新の渋滞情報を反映したルート探索」、「よりきめ細かな交通情報提供」、「気象などの特別情報をポップアップ表示」、「大雨エリア表示」等が可能。
生活道路で歩行者等の安全を確保する「ゾーン30」区内に入ると、表示と音で知らせる「ゾーン30案内」機能が搭載された。
(画像はプレスリリースより)

プレスリリース 富士通テン
https://www.fujitsu-ten.co.jp/release/2016/11/20161114.html