通行実績データ
パイオニアでは事故の減少を目指し、防災や減災に取り組んでいる公共機関などの様々な団体や企業に、車両が実際に走行した経路が把握できる「通行実績データ」を提供するサービスを開始する。
パイオニアはこれまで、大きな災害が発生した時だけ、「通行実績データ」を警察庁やNPO法人ITS-Japanに提供。今後は、状況が刻一刻と変化する災害時において、通行可能な経路を迅速に把握できるよう、公共機関などの団体や企業にも提供する。
スマートループ
IT化が進む自動車業界において、一足早くカーナビゲーションシステムの情報端末化にとりかかっているパイオニアでは、自動車の走行位置や速度などを基にした道路交通情報「プローブデータ(プローブ交通情報)」を共有できる、独自のネットワークシステム「スマートループ」を2006年にスタート。
通信機能を備えたカーナビゲーションを通じて、専用サーバーに集めた「プローブデータ(プローブ交通情報)」をユーザー同士で共有できるスマートループは「楽ナビ」や国内市販用カーエレクトロニクス製品のブランド「サイバーナビ」(カロッツェリア)にも採用されている。
また、運転手が急ブレーキをかけた可能性がある地点、「急減速多発地点データ」を車載機器から集めた走行履歴データを基に割り出し、事故削減に向けた取り組みとして、蓄積されている。
スマートループ渋滞情報TM
「スマートループ渋滞情報TM」では、カーナビゲーションシステムを搭載した車同士で正確性の高い渋滞情報ができる。
(画像はプレスリリースより)

パイオニア株式会社 PRTIMES
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