車いすの台数等でハイヤーやタクシーが選べる
株式会社ジェイティービー(以下、JTB)は10月6日、グループ子会社が実施するユニバーサルツーリズムの新商品「車イスご利用のお客様へのおもてなしの宿」を、別の子会社の店舗で10月7日金曜日から発売すると発表した。
商品開発・実施するのは、JTBグループ子会社で目的型旅行(SIT)に特化した株式会社JTBガイアレック。
販売するのは、大型商業施設内などで店舗展開するグループ子会社の株式会社PTS。
同商品は、首都圏エリアにある自宅から各宿泊施設までジャンボハイヤー等での往復送迎を行う宿泊プラン。利用するジャンボハイヤーは、乗車人数、車いすの台数や手荷物の大きさにあわせて、リフト付きジャンボタクシー、ジャンボタクシー、中型タクシーより選択できる。
宿泊施設は、「エントランス(入口)から客室まで車イスで移動、客室のお手洗いは車イスで利用できる」、「車イスで利用できるお手洗いが館内のパブリックスペースに設置している」、「車イスの貸出が可能である」を基準に選定した。
またパンフレットには、車イスが客室に出入りするための参考として、間口の大きさが掲載されている。
商品開発・展開の背景は
2015年10月の内閣府の調査では、65 歳以上の高齢者人口は3,392万人、総人口に占める割合は 26.7%と高齢化がすすんでいる。
このような中、加齢によるからだの変化により何かしらの不自由さを感じている高齢者が増えている傾向にあると分析。車イスや足腰に不安のある方が不自由さを感じることなく気軽に旅行を楽しめる商品を企画した。
(画像はプレスリリースより)

ニュースリリース(PDFファイル ダウンロード)
http://www.jtbcorp.jp/