ドライバーの安全運転をサポートしてくれる機器を導入
第一交通産業株式会社は6日、平成28年10月より自社のタクシーに衝突警報装置を順次導入していくと発表した。
今回、装置導入の対象となっているのは、福岡交通圏(福岡市とその周辺)を走る同社のタクシーとなっており、そのうち約82%にあたる370台に導入するとしている。
また、導入される衝突警報装置は、株式会社日立オートパーツ&サービスが製造・販売するHSK-CM3という装置だ。
事故につながる状況になると警告音で注意を促す
このHSK-CM3という衝突警報装置は、前車との距離が設定値より近づきすぎたときや、ウィンカーを出さずに車線を踏み越えたときなどに、警告音が流れて注意を促してくれるというものだ。
これにより、ドライバーの居眠り運転や漫然運転によって、追突事故や車線逸脱事故を起こすことが防止できると、同社ではしている。また同時に、走行中の適正な車間距離をドライバーに常に意識させることにもつながるとしている。
さらには、加齢によるドライバーの注意力低下などについても、このような機器を搭載することで安全運転をサポートできるだろう。
自動車の安全技術はここ数年でめざましく進歩しているが、タクシー事業者としてより安心・安全なサービスを利用者に提供できるよう、このような技術を上手く活用していきたいものだ。
(画像はプレスリリースより)

第一交通産業株式会社プレスリリース
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