JAF、税制改正を求める要望書
一般社団法人日本自動車連盟は2016年9月29日、「2017年税制改正に関する要望書」をとりまとめ、公開している。アンケートでは実に98%の人が税金に負担を感じており、税制の見直しを求めるものだ。
98%が負担と感じている
JAFでは今年7月13日から8月20日の間、「自動車税制に関するアンケート調査」を実施。回答では98%とほとんどの人が自動車税に負担を感じている。自動車ユーザーの声を反映させるため、JAFではアンケートの集計結果をとりまとめた。
要望書内容の1つには、「過重による自動車税の抜本的な見直し」。事実上二重課税とされている自動車取得税、重量税の廃止を求めている。2つめはガソリン税など、「過重な税金のさらなる負担の撤回」。
3つめは「低燃費車・ASV車に対する優遇措置の強化」で、事故削減につながる措置の拡大・普及促進を要求している。
全国で要望書を展開
これまでの税制を見直し、シンプルで合理的、かつ適正な税額による整備を行うよう、呼びかけるものだ。
JAFでは今後要望書は各政党、国会議員、関係省庁、自治体などへ提出する予定。また全国で街頭活動など、税制改善実現に向けた取り組みを行うとしている。
(画像はプレスリリースより)

一般社団法人日本自動車連盟のプレスリリース
http://www.jaf.or.jp/profile/news/file/2016_38.htm