「事故時の記録」以外にも効果的な使い方が
JAF(一般社団法人日本自動車連盟)関西本部は、10月26日に「JAF関西交通安全実行委員会・第19回交通安全フォーラム」を開催する。
今回の開催テーマは、「ドライブレコーダーの効果的な使い方とは ~現状と課題~」。
ドライブレコーダーは、運転中に事故が発生した際に、その状況を映像で記録する目的で搭載される。しかし最近では、他の用途も注目されている。
例えば、ドライブレコーダーを装着することで、自然と運転マナーがよくなること。タクシーやトラックなどの業務用車両では特に顕著なため、ドライブレコーダーの普及は業務用車両から急速に進んだ。
また、ドライブレコーダーで記録された映像を公開し、社会で共有することで、広く交通安全教育に役立てようという研究も進められている。
今回のフォーラムでは、ドライブレコーダーの目的や使い方について、講演やパネルディスカッションを行う。
プログラムの内容は
14:00からの基調講演は、「安全に自信があるドライバーこそ装着を -人間工学からの提言-」と題して、神奈川大学工学研究所の客員研究員である堀野定推氏が行う。
またパネルディスカッションは、帝塚山大学心理学部教授の蓮花一己氏をコーディネーターに、株式会社ウエスト神姫の代表取締役社長、須和憲和氏と、富士通テン株式会社営業本部営業技術室エキスパートの神林宜仁氏、株式会社JAFメディアワークスのITメディア部課長、徳永智氏がパネリストで参加する。
なおフォーラムに先立って、JAF関西交通安全実行委員会総会が開催される。
会場は、大阪市北区にあるホテルモントレ大阪の7階「アマリエ」。
定員は100名で参加費は無料。定員に達し次第募集は締め切られる。

参加者募集中 第19回交通安全フォーラム
http://jafevent.jp/