地元J2チームのラッピングで地域内を快走
山口市は9月27日の市長定例会見で、山口県内初の取り組みとなる、電気自動車タクシー(以下、EVタクシー)の導入が実現し、10月1日から運行が開始されると発表した。
山口市と、山口地区タクシー協会、関係事業者の連携により実現。佐山地区自治連合会が事業主体となって、有限会社嘉川タクシー(以下、嘉川タクシー)が運行しているコミュニティタクシー(以下、コミタク)「ふれあい号」として導入される。
サッカーJ2に所属するレノファ山口FCのラッピングが施される。オレンジ系のチームカラーをまとったタクシーが地域を走り、応援機運を醸成する役割も期待されている。
従来路線に「お買物便」が加わり利便性向上
運行は月・水・金曜日の週3日で、1日10便。地域内26箇所の停留所を回る。国道190号線以外であれば、自由に乗降ができる。
また、「お買物便」として、東佐山バス停と阿知須サンパークを往復する便も設けられる。阿知須サンパークでは約70分間停車し、利用客が買い物するのを待つ。
嘉川タクシーの後藤聖治社長は、
コミタクのコンセプトの1つ「低炭素化」。
平成21年ハイブリッド導⼊。そして今回EV 導⼊。両⾞両共、山口県下初。
常に「ふれあい号は一歩前に!!」として、今後も皆様と共に走り続けます。
とコメントを寄せている。
(画像はプレスリリースより)

記者発表資料
http://www.city.yamaguchi.lg.jp/