クルマ何でも質問箱
一般社団法人日本自動車連盟(JAF)は2016年9月8日より、「クルマ何でも質問箱」のページに「悪天候でのライディングの注意点」を公表。運転の基本や見直しを促している。
雨で濡れると集中力が低下
雨天時、クルマでの走行はもちろん、雨が直接当たるバイクの走行はより危険性が高くなる。
濡れた路面の走行という条件だけでなく、雨が直接身体に当たるため濡れる不快感、体温が急激に奪われることによる体力の消耗などから、集中力が低下するからだ。
JAFでは、このような状況を回避するべく、ライダーに対し注意点を解説。雨が及ぼす影響や起こり得る危険を想定、改めて見直してもらうのが目的だ。
防水とこまめな休憩
ライダーに効果的なのはバイク用レインウェアの着用。また手足の冷えは運転操作に影響するため、防水性の高いレイングローブ、ブーツカバーも用意しておきたい。
ただし2人乗りのダンデム走行では、2人とも着ぶくれしバランスを崩しやすい。またヘルメット・シールドの内側の曇りなどが発生しやすいため、曇り止めの対処、こまめな休憩を行うよう進めている。
もちろん路面も滑りやすいため注意が必要。マンホールや工事現場の鉄板はもちろん、横断歩道や表示などの白線・黄線も「滑りやすいポイント」となるようだ。
(画像はプレスリリースより)

一般社団法人日本自動車連盟のプレスリリース
http://www.jaf.or.jp/qa/bike/knowledge/26.htm