交通安全運動の取り組み
国土交通省では警察庁とともに、2016年9月16日、「秋の全国交通安全運動」期間に伴い、子供を車に乗せる際の注意事項を取りまとめ、発表している。
チャイルドシートの重要性
今回の取りまとめは、毎年9月21日から30日まで行われている「秋の全国交通安全運動」に伴い、子供を車に乗せる際の注意について発表。ホームページに掲載しているほか、ドライバーに配布できるよう、関係機関や団体へ送付している。
6歳未満の子供を車に乗せる場合、チャイルドシートの使用は義務づけられている。シートベルトやエアバッグは成人用に作られており、子供が装着しても適切な安全装置とは言えないからだ。
起こり得る危険を回避
シートベルトはサイズが合わないことで、衝突などの事故では適切に保護することができず、そればかりか首や腹部を圧迫する恐れもある。エアバッグも事故発生に適切に機能しないこともあり、逆に被害を大きくしてしまう可能性も。
同省では警察庁とともに、改めてチャイルドシートの重要性について解説。いざという時、ドライバーは瞬時に子供を守ることは不可能。被害を軽減するチャイルドシートの着用で、子供の安全を基本においた自動車の正しい利用を促している。
(画像はプレスリリースより)

国土交通省のプレスリリース
http://www.mlit.go.jp/