さまざまな利用客にどう対応するかで審査
一般社団法人兵庫県タクシー協会は、今年も「タクシー乗務員接客コンテスト」を開催する。第10回となる今回は、平成28年11月21日(月)に、神戸市の生田神社会館4階大ホールで開催される。
このコンテストは、名前の通りタクシー乗務員が利用者に対し、どのような接客を行っているのかを競うコンテストだ。1次審査では参加者が自己紹介をし、その身だしなみや話し方、表情や動作などが採点される。
そして2次審査では、壇上で1名ずつロールプレイングを行い、具体的な接客態度が採点される。昨年の第9回では、JR三ノ宮駅南乗り場からポートピアホテルまでという設定で、乗客は「高齢で車酔いする」「車いす利用者」「酔っ払いで喫煙を希望する」など、さまざまなシチュエーションが用意されていた。
最優秀賞の賞品は商品券10万円分
このコンテストの参加資格は、「勤務成績が良好で会社推薦のある者」とされており、タクシー乗務員としての経験年数は問われない。昨年第9回でも、経歴1年の新人ドライバーが優秀賞を受賞している。
また応募にさいしては、自薦ではなく所属会社の社長および代表者からの推薦理由書が必要となっている。推薦の締め切りは、9月26日(月)必着だ。予選は神戸会場と姫路会場で行われ、予選を勝ち抜くと11月21日の本選に進出できる。
なお、最優秀賞1名には、賞品として商品券10万円分が贈られる。優秀賞2名には商品券5万円分、特別賞3名にも商品券2万円分が用意されている。サービスやホスピタリティに自信があるドライバーは、ぜひ参加して自分の接客スキルをアピールしよう。

一般社団法人兵庫県タクシー協会からのお知らせ
http://www.hyogotaxi.or.jp/contest/