福島の「陣痛119番」として定着
株式会社北福島タクシーは8月22日、自社の運営するマタニティータクシーの登録者が累計1,000人を突破したと発表した。
同社は、福島県福島市を中心に営業している事業者だ。タクシー事業のほかに介護事業にも積極的に取り組んでおり、訪問介護事業やサービス付き高齢者向け住宅なども展開している。
もちろん、タクシー事業においてもマタニティータクシーだけでなく、介護タクシーや子育てタクシーなど、さまざまなサービスを提供している。マタニティータクシーは、同社の中では比較的新しいサービスだ。
地元から信頼され選ばれるタクシー事業者として
また同社では民間救急事業も行っており、福島市消防本部認定第1号として患者の搬送を担っている。高規格救急車レベルの装備をもつ車両を保有し、有資格消防本部認定スタッフも常駐している。
このような実績から、同社のマタニティータクシーに対しても地元からの信頼が厚く、登録者が順調に伸びてきたのではないだろうか。そうでなければ、地方都市で、しかも妊婦という非常に限られた利用者だけを対象にしたサービスで、これほどの登録者を獲得できなかったのではないかと思われる。
同社のような事業展開は、地方都市で地元住民の足として展開していくタクシー事業者にとって、ひとつのモデルケースといえるかもしれない。
(画像はプレスリリースより)

株式会社北福島タクシープレスリリース
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