昭和43年から続く大会
一般財団法人 全日本交通安全協会は、8月6,7日の二日間にわたって「第49回二輪車安全運転全国大会」を三重県鈴鹿市の鈴鹿サーキット交通教育センターのコースで開催した。
団体の優勝チームは、東京都チームで、二位は兵庫県チームだったことを、2016年8月29日に発表した。
二輪車での事故を防止するため
二輪車の交通事故を防止するためとして、昭和43年から開催されているこの大会は、運転技能と交通マナーの向上を図るため毎年開催されている。
各都道府県大会で優秀な成績を収めた47チーム188人(1チーム4クラス)で、女性クラス、高校生等クラス、一般Aクラス、一般Bクラスと分かれて競技した。
競技は二日間(8月6日、7日)
競技項目は、法規履行走行として一時停止、進路変更、合図、右左折等法規履行の状況を競った。
また、技能走行として、競技コースに設けてある障害物をよけて走る(曲路走行)、ストレートブリッジ(一本橋走行)などの、9つの課題で技能を競った。
ゆとりを持って事故防止
二輪車での事故は、出会い頭・右折・左折時など、交差点での事故の発生件数が多いことが分かっている。停止線前での一時停止や、交差点進入時の徐行運転などで未然に防ぐことが出来るよう、ゆとりを持った運転が肝心だ。

一般財団法人「全日本交通安全協会」トピックス
http://www.jtsa.or.jp/topics/T-269.html