子供1人の乗車も可能な「子供サポートタクシー」。北九州市のタクシー大手である第一交通産業は7月より、運行を開始した。一交通産業は仙台市内にある傘下のタクシー4社で運行。「子供サポートタクシー」は通学や塾の送迎などの用途に幅広く利用できて、共働き家庭などのニーズに応える。
グループでは北九州(4月に導入)に続いて2カ所目。対象となるエリアは仙台市と宮城県利府、松島両町内で、4社のタクシー、合計340台が対応する。送迎が可能な子供は3~12歳。通常のタクシーと同じ料金で運行する。
実際に利用するには
ファックスで住所と主な送迎先を事前に登録。利用する時は電話で配車センターに連絡し、時間と送迎先を伝えるとタクシーが迎えに来るという流れになる。
送迎は24時間対応
送迎は24時間対応可能。電話での送迎完了の報告サービスもあり、保護者も安心できる。料金の支払いは後払いも可能だ。
傘下の4社は「ママサポートタクシー」を2013年11月より運行。「ママサポートタクシー」は妊産婦の為の送迎タクシーサービスである。かかりつけの病院までの送迎サービスを行う。子育てをされている利用者から「子供だけで乗れるタクシー」を望む声が寄せられていた。
安全面に万全を期する為の取り組み
傘下の4社のうちの一社である観光第一交通。子供の安全面に万全を期す為、講習会を開催している。保育士の指導のもと、子供の行動形態や応急救護を学ぶ。運転手や管理職、約500人はこの講習会に参加。
大切なお子様を預かる、重要なサービスである。「安全面に万全を期するよう努めたい。」と小野寺慎太郎宮城ブロック営業推進課長は話す。
サポートタクシーの問い合わせに関する専用ダイヤル(0120)010509。
(画像はプレスリリースより)

第一交通産業グループ
http://tohoku.0152.jp/