タクシー業界ニュース
2025年10月27日(月)
 タクシー業界ニュース

沖縄県離島部のタクシー運賃が改定

国内
海外
交通
自動車・テクニック
その他

沖縄県離島部のタクシー運賃が改定

このエントリーをはてなブックマークに追加
小型車と中型車を普通車として一本化
内閣府沖縄総合事務所運輸部は1日、沖縄県離島部におけるタクシー運賃の改定を決定し、改定された運賃の公示を行った。

沖縄県離島部
今回の改定では、これまで小型車と中型車で異なっていた料金体系を普通車として一本化し、初乗り運賃上限額を現行の中型車の上限額と同じ460円で統一した。一方で加算運賃については、現行の小型車では上限額365mごとに60円、中型車の上限額291mごとに70円を、上限額341mごとに60円と統一した。

なお、初乗り距離1.167kmに変更はなく、大型車と特定大型車の料金体系については現行のままで変更はない。今回公示された改定運賃は、平成28年10月1日(土)より適用される。

運転者の労働条件改善のための改定
今回の運賃改定について同事務所では、運転者の労働条件を改善しタクシーサービスの質を維持するため、としている。タクシー事業者の経営悪化などにより、人件費にしわ寄せがいかないよう、実質的な値上げ改定となったわけだ。

沖縄県の離島部では、タクシーの利用者は主に観光客となる。今回の改定によって具体的にどの程度の値上げになるかというと、たとえば宮古島の宮古空港から観光スポットである東平安名崎までの利用料金は、小型車の場合現行の3,610円から3,880円となる。

運賃が値上げとなると、利用者の足が遠のくことも懸念されるが、それでも離島部の公共交通は実質的にタクシーだけだ。今回の運賃改定が、運転者の労働条件改善にしっかりと結びつくことを期待したい。


外部リンク

内閣府沖縄総合事務所運輸部プレスリリース
http://ogb.go.jp/okiunyu/info/


Amazon.co.jp : 沖縄県離島部 に関連する商品
  • 【承認不要】AT車限定ドライバー応募可能 水戸市の新星自動車が求人開始(7月14日)
  • タクQ、日立自動車交通第二株式会社の求人を開始!(7月6日)
  • NO 居眠り運転 !! ドライバーの救世主誕生!(4月18日)
  • 3月18日、「三方原スマートIC」の開通で高速道路へのアクセス性が向上(2月14日)
  • 日本交通株式会社、温暖化対策運動「COOL CHOICE」に参加(2月12日)
  • Yahoo!ブックマーク  Googleブックマーク  はてなブックマーク  POOKMARKに登録  livedoorClip  del.icio.us  newsing  FC2  Technorati  ニフティクリップ  iza  Choix  Flog  Buzzurl  Twitter  GoogleBuzz
    -->