まずは、インドの3都市限定で販売開始
2016年7月27日、スズキ株式会社はインド子会社マルチ・スズキ社が、インドの小型商用車セグメントに、新車種で同社初の小型トラック「スーパーキャリイ」の生産・販売の開始を発表した。
当初は3都市限定(ルディアナ、アーメダーバード、コルカタ)で販売を開始し、順次拡大していく予定だ。
スーパーキャリイは?
スーパーキャリイは、マルチ・スズキ社のハリヤナ州グルガオン工場で生産され、最高出力24kW/3200rpm、最大トルク75NM/2500rpmを発生する2気筒800ccのディーゼルエンジンを搭載している。
広い荷台を設けているとともに、運転席などの乗車部分も広く、長距離の移動にも適している。また、操作しやすく安定性も兼ね備えているので商用車として十分な利用価値を持っている。
日本国内ではダントツの知名度で、インドでも!
スズキの「キャリイ」は、1971年から2009年までの39年連続で、日本国内で販売されたトラック(軽・小型・普通)の車名別年間販売台数が第 1位である。その、「キャリイ」の後継車を経済発展の目覚ましいインドへ投入するのだ。
現在、インドの小型でのトラック市場は、現地大手のマヒンドラ・アンド・マヒンドラが優勢だが、スズキは乗用車での販売実績を持っているので、今後の「スーパーキャリイ」の販売にも期待ができる。

スズキ株式会社 ニュースリリース
http://www.suzuki.co.jp/release/index.html