8月5日の実証実験開始出発式にも参加
kmタクシーの国際自動車株式会社は、5日に開始した東京のタクシー初乗り運賃短縮実証実験に参加している。
今回の実証実験に、同社は世田谷営業所から3台のリラクシーを参加させた。ピンク、黄色、紫と、それぞれがカラフルなボディーカラーに塗られたリラクシーには「初乗り運賃410円」のステッカーが貼られ、実証実験出発式が開催された新橋東口タクシー乗り場より、早速稼働を開始した。
また、実証実験出発式では、関係者によるテープカットなどのセレモニーが催され、多くの取材陣に囲まれるなど、今回の運賃短縮実証実験に多くの注目が集まっていることが示された格好だ。
初乗り運賃値下げを広くアピールして新たな需要喚起に
今回の実証実験で実施されるのは、東京地域における現行の初乗り距離2kmで運賃730円に対し、初乗り距離を1.059kmに短縮し、その分料金も410円に値下げするというものだ。
同社では、この初乗り距離短縮による運賃値下げによって、高齢者の日常生活需要の喚起や、訪日外国人旅行者の観光需要喚起などの効果が期待できるとしている。同社のカラフルな3台のリラクシーは自然と人目を惹き、初乗り運賃値下げのアピールに一役買いそうだ。
なお、今回の実証実験に参加している同社のリラクシー3台は、流し営業はせずに、実証実験実施対象乗り場である新橋東口タクシー乗り場、新宿東口タクシー乗り場、東大病院前タクシー乗り場においてのみの営業となっている。
(画像はプレスリリースより)

国際自動車株式会社プレスリリース
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