初乗り運賃410円
国土交通省は、東京のタクシー初乗り運賃の引き下げに関わる実証実験を2016年8月5日より開始すると発表。一部のタクシー乗り場において、初乗り410円で利用できることになる。
実施乗り場は東京の4カ所
実証実験では参加事業者23社、40両を選定。初乗り運賃は1.059キロメートルまでで410円、その後237メートルごとに80円加算される。タクシー乗り場は4カ所。
ひとつは新橋駅東口で8月5日から9月15日まで。もうひとつは東武浅草駅前で期間は8月5から18日。そして新宿駅東口は8月19日から9月1日。東大病院前が9月2日から9月15日(土日休日を除く)まで実施される。いずれも8時から18時までの間だ。
近距離需要の実証実験
現在初乗り運賃の見直し・改定を行っている。運賃の引き下げを行うことによって、訪日外国人の観光利用、また高齢者などが日常生活で気軽に利用できるなど、需要の増加が期待できる。
今回の実証実験は、初乗り運賃の引き下げを広く一般にアピールするとともに、短距離のタクシー需要に対する見込みなどについて検証していくものだ。
対象車両には実証実験中の表示を行い、利用者に実験参加に関わる感想などについてアンケートを実施する。
また8月5日にはJR新橋駅で、東京ハイヤー・タクシー協会による「タクシーの日イベント」を開催する予定。
(画像はプレスリリースより)

国土交通省のプレスリリース
http://www.mlit.go.jp/